産業健診部 

高木病院の検診車は、主に大川筑後地区の各地域を回り健康診断を実施しています。当健診部門は高木病院の付属機関である為、健診の現場で疾病をもつ受診者をみた場合には、その場で適切な専門外来へ連絡を取り、受診予約することが可能になります。実際に症状があっても病院を受診していない方も多く、健診によって疾病の早期発見、早期治療に至った例が少なくありません。集団健診の場から、即、臨床の場へ舞台を移せることが当健診センターの大きな特徴と考えられます。

【研修目的】
各企業の職員や地域住民の健康診断に必要な診察法を習得し、生活習慣の改善や特殊な作業環境下(有機溶剤、騒音、冷温、粉塵等)における防護法の助言についても学ぶ。また、各受診者のデータ解析を通して生活習慣病の病態、早期発見の意義、生活指導の方法などについて学ぶ。

【研修施設】
 高邦会高木病院産業健診センター

【研修内容】
                         
1) チーム医療に対する認識
コメディカルとの協調性       時間厳守(出発時間等)       
率先した健診準備(後片付け)の参加 
健診現場での流れを把握する     
2)健診現場での注意点
適切な問診マナー              生活習慣病指摘の可否          
特殊作業担当者への適切な助言    
適切な理学所見の取り方       
健診データに関する適切な説明   
診察時間配分            
診察所見の適切な記録        

3)健診事後措置(院内業務)
データ入力後の個人票チェック       
データ異常に基づく疾患の鑑別診断 
@ 肝機能異常
A 脂質異常
B 耐糖能異常
C 腎機能異常
D 貧血
E 血圧異常
F 心電図異常
G 視力(近眼か老眼か)、聴力異常(騒音性か否か)
H 肥満度・・・BMI表示の理解
I 有機代謝産物異常(尿)
J VDT健診における眼位異常
K 赤外線、紫外線による眼瞼結膜異常

胸部、胃部レントゲン異常者への医師による
直接緊急連絡(癌や結核が疑われるとき)、 及びそのマナー                
データに関する前年度との比較検討      
各項目及び総合判定(指導区分)の適切なる決定
健診内容の新規起案及び企画力     

4)塵肺検診