神経

神経内科の最大の特徴は、脳疾患センターとして神経内科と脳神経外科とが共同で患者の診断・治療にあたっている点である。脳疾患センターの初診外来患者は年間約700名であり、また、年間入院患者数は約500名、そのうち80%は救急医療を必要とする患者である。

【研修目的】
日常遭遇する機会の多い症状(頭痛・めまい・失神・四肢のしびれ)に対して適切な病歴聴取ができ、鑑別診断ができるようにする。また脳疾患センターの救急医療で遭遇する機会の多い意識障害、脳血管障害、てんかんなどの患者について鑑別診断ができ、急性期の治療・指示ができるようにする。また、検査にばかり頼るのではなく、自ら系統的な神経学的診察ができ、おおまかな病変部位と病因の臨床診断ができるようする。

【研修内容】                  
1.系統的な神経学的診察法を習得する                           
2.頭痛の鑑別診断
3.めまいの鑑別診断
4.失神の鑑別診断
5.四肢のしびれの鑑別診断
6.痴呆の鑑別診断
7.意識障害の鑑別診断と急性期の対応
8.脳血管障害の鑑別診断と急性期の対応
9.高血圧性脳症の治療
10.てんかん発作の鑑別診断と急性期の対応
11.パーキンソン病の診断治療を学ぶ
11.髄膜炎、脳炎に対する診断治療を学ぶ
12.リハビリテーションの指示・処方を学ぶ
13.慢性進行性神経疾患の患者・家族に病状の説明や適切なアドバイスができる
14.腰椎穿刺を実施して結果を解釈できる
15.頭部CTの所見を解釈できる
16.頭部MRの基本的所見を解釈できる
17.脳波・筋電図の適応と解釈を学ぶ
18.脳血流SPECTの適応と解釈を学ぶ
19.生検(筋・末梢神経)の適応と解釈を学ぶ                

【回診、カンファレンス】
病棟回診:月曜日午後2時から
リハビリカンファレンス:火曜日午後2時から

【学会、認定施設】
日本神経学会(専門医教育関連施設)
日本脳卒中学会
日本神経治療学会

【週間スケジュール】
月曜日・土曜日:神経内科外来研修
月曜日:病棟回診
火曜日:リハビリカンファレンス
木曜日:脳神経外科(久留米大学重森教授)回診
土曜日:内科会議(症例検討会・抄読会)