循環器

高木病院では、平成八年六月より、本格的に、循環器センターが稼動しました。平成十二年からは、スタッフも充実し、緊急カテーテル検査がいつでも出来るようになりました。一人でも多くの心筋梗塞などの循環器疾患の患者様に、いつでも、最善の治療が出来る様にと、心掛けています。

【主な対象疾患とその治療】

心不全、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、高血圧、血管疾患(腹部大動脈瘤、下肢静脈瘤、慢性閉塞性動脈硬化症)など

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)には、昼夜を問わず、心臓カテーテル検査を施行し、診断と治療(冠血管拡張療法、PTCA・ステント等)を行っています。とくに橈骨動脈よりすべての症例をアプローチすることで、患者さんの負担が軽く好評です。重症心筋梗塞では、ICU(集中治療室)で最先端機器(IABP,PCPSなど)を用いて集中管理しています。不整脈では、ペースメーカー植え込み手術を施行しています。種々の血管外科疾患には、腹部大動脈人工血管置換、下肢静脈瘤に対しては、日帰り硬化療法を積極的に行っています。


【研修目的】
循環器疾患の的確な診断学、治療学を学ぶ

【研修内容】                    
1.循環器系の病歴聴取と診察法を習得する                          
2.胸部レントゲン写真による心血管系の評価を行う
3.心電図、24時間心電図の解釈を行う
4.トレッドミル運動負荷試験の適応を判断し判定を行う
5.心エコーの基本的取り方を学ぶ
6.不整脈の病態と抗不整脈の基本的薬理作用、使用法を知る
7.頻拍発作の鑑別診断と治療を行う
8.徐脈性疾患の鑑別診断と治療を行う
9.体外一時ペーシングの適応または一時ペーシングカテーテルの挿入について学ぶ
10.胸痛の鑑別診断を学ぶ
11.不安定狭心症が判別できる
12.高血圧の治療と生活指導、二次性高血圧の鑑別を学ぶ
13.心不全の病態に応じた治療を行う
14.スワンガンツカテーテル挿入を行い血行動態を評価する
15.ショックの鑑別と救急処置を行う
16.適切な心臓マッサージができる
17.心臓核医学検査の適応と解釈を学ぶ
18.心臓カテーテル検査の適応と解釈について学ぶ
19.循環器治療薬の使用法と副作用を学ぶ
20.抗凝固療法について学ぶ
21.直流除細動を行う
22.心膜穿刺について学ぶ
23.循環器疾患のリハビリの指示がだせる
24.循環器疾患の食事指導ができる

【週間スケジュール】
月〜金曜日  モーニングカンファランス、 午後 心臓カテーテル検査
火曜日    症例検討会、病棟回診
土曜日    抄読会、内科カンファランス

【学会】
日本内科学会、日本循環器学会(専門医研修関連施設)