整形ページ

整形外科とはどんな医学でしょうか?
 対象年齢は新生児から高齢者まで、疾患の種類は外傷、炎症、全身性の骨疾患、腫瘍、退行変性、骨壊死症、麻痺、奇形・変形など多岐にわたりますが、しかし対象組織は運動器のみ、愁訴は痛み、変形、機能障害に限られます。
運動器にはどのような特徴があるのでしょうか?
 整形外科が治療の対象とする運動器を構成する組織は骨、筋肉、腱、関節、靭帯、神経であり、日常生活の自立、スポーツ活動に必要な器官です。
 それら肉体的活動の対極に精神活動がありますが、精神活動の源である「脳」に独自の表現能力はありません。脳が運動器に指令を出し、運動器が動いて初めて精神活動が表面に出てきます。「運動器が精神活動を代弁している」という状態です。運動器がなければ精神活動は他の人に 伝わりません。すなわち、運動器は「人間の尊厳をあらわす器官」といえます。
整形外科を受診する患者さんの愁訴にはどのようなものがあるのでしょうか?
 1.もっとも多いのは四肢・体幹の痛み。
  △ちなみに一般診療所(内科、眼科などすべての科を含む)での有訴率ベスト3は
   1位:腰痛、
   2位;肩こり
   3位:関節痛
  でいかに整形外科疾患が多いかがわかります。
 2.出生時に一見して分かる変形(内反足など)、奇形(多指症など)、成長に伴って増強、または外傷後の変形など。
 3.運動発達の遅れ、跛行、歩行障害、筋力低下、しびれ、関節拘縮などの機能障害。
整形外科疾患の治療方法は?
手術による観血的治療と手術以外の方法を用いる保存療法があります。
△観血的治療の特徴:腫瘍などの切除手術もありますが、多くは関節形成術とか筋腱移行術といった機能再建手術が中心になります。
△保存治療の特徴:薬物治療も用いますが、他科ともっとも異なる点は。一般にリハビリテーション と言われている理学療法を多用することです。
柳川リハビリテーション病院における整形外科の特徴
 1.機能訓練、理学療法(温熱療法とか牽引療法)を必要とする整形外科疾患を扱います。
 2.外傷の急性期治療は行いません。
 3.特に得意とする疾患は、変形性股関節症、脳性まひ、小児整形外科疾患などです。

トップページへもどる