パーキンソン病について


パーキンソン病とは?
パーキンソン病は、振戦(手・足のふるえ)・筋固縮・寡動(動作が遅くなる)・姿勢障害を特徴とする病気で、歩行障害が出てきます。パーキンソン病と間違われやすいパーキンソン症候群があります。これはいろいろな原因でおこってきますが、パーキンソン病ほど薬は効きません。はじめに専門医にかかり、きちんと診断をつけることが大切です。パーキンソン病はまだ根治できませんが、薬による治療・手術による治療などいろいろ有効な治療法があります。かかりつけの先生と専門の先生で連携しながら、どのような薬・どのような治療法を選んでいくかが大切です。パーキンソン病にかかる医療費を補助する特定疾患という制度があります。

パーキンソン病の診断

症状や経過など、総合的に判断します。進行の過程は一般にヤールの重症度分類によって判断します。専門の先生もしくは最寄の保健所にご相談下さい。

ヤールの重症度分類

T 1度 症状が片方の手足のみ。
U 2度 症状が両方の手足にみられる。
V 3度 姿勢反射や歩行の障害(小刻みな歩行、ゆっくりとした動作)が加わる。
W 4度 起立・歩行は可能だが、非常に不安定。介助が必要となる。
X 5度 車椅子使用、ほとんど寝たきり。
パーキンソン病の進行
パーキンソン病のスピードは個人差があってはっきりした数字で示す事は難しいと思います。パーキンソン病は脳(頭蓋骨の収まっている部分)の中の中脳の黒質というところのメラニンを多く含んだ細胞が減少しておこってくる病気です。この細胞の数は生まれた時が最大で生理的にその後減少していきます。これは誰でもおこっている現象です。幼児の頃、大人がついていけないくらい動き回るのは、この細胞が多いからと言われています。それが徐々に減るにつれて動きに落ち着きが出てくると考えられています。ですから加齢とともにおこる生理的現象というわけです。この細胞がある一定の割合を下回ったときパーキンソン病が発症します。この細胞の減少のスピードが何によって決まるのか?それは遺伝的なもの、後天的な環境因子など複合的要因によって決まるのではないかと思われます。このスピードが病気の進行を決める事になると考えられます。

脳血管障害とパーキンソン病のリハビリテーション

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